海鮮BBQが大好きなイックです。キャンプには色々な楽しみがありますが、あなたは何が楽しみですか?
私はやっぱりご飯が楽しみですね。普段とは違う環境での料理は、格段と美味しく感じますよね。
楽しく美味しいご飯ですが、切っても切り離せない問題があります。それはゴミ問題です。キャンプでは、基本的にはゴミは持ち帰るものです。特に処理に困るのが、残り汁などの液状のゴミです。
この記事では、残り汁などの液状のゴミ問題を解決します。
残り汁はどう処分してる?
あなたはキャンプで発生する、残り汁などの液体ゴミはどう処分していますか?なるべく液体ゴミを発生させないようにするのが1番ですが、どうしても発生してしまいます。スープなどなら飲み干すなどの方法もありますが、肉や海鮮などの食材から発生する液はどうしようもないですよね。
液体ゴミは、時間と共に強烈な臭いを発生します。またゴミ袋が破れて漏れてしまって大変な目にあったなんて経験ないですか?
帰りの車内で漏れたり臭ったりしたら、楽しかったキャンプの思い出が台無しですね。
これまでに私がやっていた、液体ゴミ対策はこんな感じです、
これで大丈夫な時もありますが、何度か漏れて大変な目にあったことがあります。毎度、ゴミが漏れてないか帰るまで気が気でなりません。
やってはいけない処分方法
残念ながら、たまに炊事場に残り汁などを捨てる方がいます。これはNG行為です。
まず残飯は捨ててはいけません。更にキャンプ場の炊事場の排水は、処理されずに直接川に流されている場合があります。そう考えると川に残り汁を捨てていることと同じです。
これがダメなのは誰でも分かるでしょう。完全なマナー違反です。
固形化して処分しよう
では液体ゴミは、どの様に処理するのがベストなのでしょうか?
私が提案するのは、「液体ゴミを固形化して燃えるゴミにしてしまおう」です。
あなたは高吸水性樹脂を知っていますか?吸水性ポリマーとも呼ばれる、水分を自重の何倍も吸収して保持できる物です。身近なところだと、オムツなんかに利用されています。
キッチンペーパーなどの紙で水を吸っても、とてつもない量が必要ですよね。しかし高吸水性樹脂を使うと、少量で多くの水分を吸うことができます。使うのが少量で良いということは、持ち物が減るということです。
では高吸水性樹脂は、どこで手に入るのでしょうか?テレビなどでは見たことある高吸水性樹脂ですが、実はこれって個人でも簡単に手に入るんですよね。
ネットショッピングで手に入れる
1番確実なのは、Amazonなどのネットショップです。高吸水性樹脂と検索すれば、いくつか種類が出てきます。便利な世の中ですね。
ダイソーなどの100円均一ショップやホームセンターでも、最近のキャンプブームで取り扱っているところもあります。しかし全店舗にあるわけではありません。事前にあるのを知っていればいいですが、旅先では難しいですね。やはりネットで購入しておくことをおすすめします。
少量を個包装してある物や、まとめて売ってある物もあります。少量を個包装してあるタイプは、簡単に持ち運べて便利ですが、グラム単位の単価が高いです。大体ですが、10gで50円くらいします。
私がおすすめするのは、まとめ売りしてあるタイプです。私は高吸水性樹脂CP-1という製品を使っています。
高吸水性樹脂CP-1だと、大体ですが10gで25円となっています。しかし大容量タイプになるほど、まだまだ単価は安くなります。
個包装タイプは、1つあたり大体10gで梱包されており、使い切らないといけません。しかしまとめ売りタイプなら、使いたい量だけを使用でき無駄がありません。
コスパが良いのは、やはりまとめ売りタイプですね。
能力を試す
高吸水性樹脂CP-1の能力は、どの程度のものなのでしょうか。実際に使用してその能力を試します。
カタログスペックでは、1gで300ml以上の水を吸収できるそうです。
水で実験してみましたが、確かに1gで300mlの水を吸収することができました。しっかりとジェル状になっています。少し緩い気もするので、高吸水性樹脂を少し多めに入れるのをおすすめします。
また使ってみて気になったポイントがあります。それは水分を吸収するのに時間がかかることです。イメージでは、入れた途端にウヮーと吸収してくれるのかと思っていました。
実際には混ぜる必要があり、1分ぐらい混ぜてやっと吸収してくれました。思いのほか吸収に時間が掛かるなと思いました。
携行方法
私がおすすめする高吸水性樹脂CP-1は、最低量でも500gからの販売となっています。しかし1回のキャンプでは、そんなに使わないし持ち運びも不便です。
なので私は容器を準備して、キャンプへ持って行っています。使っている容器はクイッカーポットNF-250です。容量は250mlあるので、大き過ぎず小さ過ぎずの良いサイズ感です。もっと小さいのでもいいかもしれません。
使用する容器には、いくつか注意点があります。高吸水性樹脂は水分を吸収するので、湿気を吸いやすいものです。なので容器はパッキン付きなどの密閉できるものが適切でしょう。
また高吸水性樹脂は、直射日光にさらされると吸収性能が落ちる様です。少量を持ち出して、保存は買った時の袋に戻すようにすると良いでしょう。なのであまり大きな容器は不向きですね。
まとめ
キャンプでのゴミ問題は大変ですね。自然を楽しむキャンプでは、自然への配慮も忘れてはいけません。ゴミをその辺に捨てたりするのは論外です。
ちゃんと自分のゴミは持ち帰りましょう。その為にも、今回紹介した方法を活用してみて下さい。
みんなで気持ちの良いキャンプを楽しみましょう。
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